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見方がわかるとおもしろい!京都の庭園鑑賞

 

みなさん、こんにちは。

 

今回は、京都に数ある庭園の、見方についてご紹介したいと思います。

 

庭園については、古くは日本書紀にもその記述が見られます。
平安時代に入ると、寝殿造庭園といって、庭園に池や島を造り石組をあしらうなど、自然の姿を庭園に写した造りや、極楽浄土を表現した浄土庭園が生まれます。そして武家の時代になると鹿苑寺庭園や慈照寺庭園などが造営され、禅宗寺院には、あの有名な枯山水庭園が造られました。また茶道の発展と共に露地庭園が登場、そして近世になると池泉回遊式庭園など、大規模な庭園が生まれます。明治に入り京都に琵琶湖疏水が引かれると、疎水沿いの庭園の池には水が引き込まれるようになり、これまで多かった溜め池から、水の流れを生かした庭園が造られるようになったのです。

 

 

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たとえば先ほどご紹介した中でも、枯山水庭園は「見立て」という日本独特の文化がある庭園です。「見立て」とは、なぞらえること。枯山水という名前の通り水そのものは使われておらず、白砂を大海原になぞらえ、石組みを山になぞらえた庭園です。もともと、禅宗のお寺の修行の場であったため、自分と向き合う、厳しい庭園なのです。

 

 

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京都には良い石がたくさんあり、庭園には様々な石組があります。力強い石、穏やかな石、平淡な石があり、庭園造りではその石それぞれの表情をどう引き立てるかが考えられているんだとか。この3つの表情を持った石、三尊石が庭園や人々を守護するという意味があり、自然信仰の要にもなっているのです。
また、灯篭のある庭園もたくさんあります。灯籠は照明として寺社を照らします。貴船神社のように参道をずらりと並んで照らしたり、お堂の両脇に一対あったり、宇治の平等院では中央に一基が配置され、空間を引き締めています。
そして、庭園には必ず「正面」があるんです。それは、主人やお客様をを案内する場所。それぞれの庭園の正面を探してみるのも、面白いですね。

 

 

 

CATEGORY: .KYOTO通信

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